「十万馬力 新宿サイダー」誕生
新宿区内限定発売 空きびん返却でアトム通貨50馬力をプレゼント

最終更新日:2011年12月27日

写真:十万馬力 新宿サイダー
写真:地域通貨「アトム通貨」
新宿区商店会連合会(区商連、会長:大室新吉)では、すだち味の炭酸飲料「十万馬力新宿サイダー」を開発した。1月13日(金)から、新宿区内の100店舗で1万3,000本の販売を予定している。

「十万馬力新宿サイダー」は、高田馬場の科学省で誕生した「鉄腕アトム」がデザインされたリユースびん入りで1本150円(220ml・税込み)。サイダーの開発は今年9月、環境省の平成23年度「びんリユースシステム構築に向けた実証事業」で採択され、区商連が商品化を進めてきた。繰り返し使えるリユースびんを使用する生協の団体で構成する「びん再使用ネットワーク」が、環境省の助成を受けてびん回収・洗浄等のリユースシステムをコーディネートし、販売を担う区商連の商品開発を後押しした。

サイダーの空きびんを販売店に返却すると、早稲田・高田馬場地域で平成16年に生まれた全国展開の地域通貨「アトム通貨」50馬力(50円)がもらえるシステムを採用。環境等に貢献するイベント等への参加でもらえる「アトム通貨」の普及に、区商連が取り組んでいることから、サイダーには「アトム通貨」を扱う徳島産のすだち果汁を使用した。

区商連では「サイダーの販売は、リユースびんの良さを新宿ゆかりの鉄腕アトムに呼び掛けてもらうことで環境保全、資源循環型社会の実現と地域の活性化を目指す一石二鳥の取組み。追加の販売も計画しているので、ぜひ注目してほしい」と話している。

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