防災対策マニュアル「マンション防災 はじめの一歩」を作成
中高層マンションの防災対策を支援

最終更新日:2011年11月16日

写真:マニュアル表紙画像
新宿区(区長:中山弘子)は、中高層マンションの防災対策をより効果的に進めるため、防災対策マニュアル「マンション防災 はじめの一歩」を作成した。

区民の約8割が共同住宅に、そして、その6割以上がマンションに住んでいる新宿区では、災害時に「逃げないですむまち・安全で安心して住めるまち」の実現に向けて、防災都市づくりを進めている。マンションの超高層化も進み、電気・ガス・水道などライフラインの停止による高層階の孤立、エレベーターへの閉じ込めの危険性などが指摘される中、東日本大震災では、長周期地震動による大きな揺れへの対応も課題となった。建物の大きな損壊はなかったものの、壁や窓ガラスのひび割れ、天井の落下、家具の転倒にも備えておく必要がある。

今回作成したマニュアル(A4判・41ページ)は、地震が発生したときの中高層マンション(5階建て以上)の状況を想定し、一人一人が日ごろから備える「自助」、マンションに住む方が互いに協力して防災対策にあたる「共助」を中心に、地震への対応や日ごろの対策、防災コミュニティづくりの基本的な流れを示すもの。「地震防災の現状と課題」「過去の教訓から学ぶ」「大地震そのとき」「災害に備えて」「自主防災組織があったら」などのテーマごとに、イラストや活動の実例を交えて構成した。1万部を作成し、危機管理課・区立防災センター(市谷仲之町2‐42)・特別出張所で配布する。

また、区では、専門知識を持つ「マンション防災アドバイザー」をマンションの管理組合等に派遣している。「自主防災組織」の立ち上げやマンションに必要な防災対策、防災訓練で実施・確認しておくべきことなど、区の施策を紹介しながら実践的な助言や支援をする。

担当の危機管理課では、「これから防災対策を考える場合も、すでに管理組合等で取り組んでいる場合も、マニュアルでの確認や専門的なアドバイスが対策の強化につながる。地域防災力向上のためにぜひ活用してほしい」としている。

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新宿区 総務部-危機管理課
危機管理係 電話03-5273-4592