11月6日 要援護者の福祉施設への受け入れ訓練を実施
災害時の支援体制を強化

最終更新日:2011年11月2日

新宿区(区長:中山弘子)は東日本大震災の発生を受け、高齢者等の要援護者への支援体制づくりの一環として、11月6日(日)、災害時に自宅や一次避難所での生活の継続が困難な要援護者の、福祉施設への一時的な受け入れ訓練を実施する。

大地震などの災害が発生した場合、避難に必要な情報を把握することや自力で避難することが困難な方を地域全体で支援するため、区では本人や家族の申し出に基づき、災害時要援護者名簿を作成。名簿は危機管理課・地域福祉課・特別出張所等区の関係部署や防災区民組織、民生・児童委員、警察署、消防署で共有し、災害時の安否確認などに活用できるよう備えている。
今回の訓練は、午前9時30分に東京湾北部を震源とする地震(M7.3、震度6強)が発生したと想定。在宅生活や一次避難所での生活が難しい要援護者を、地域の方の協力を得て福祉施設の「かしわ苑」に車いす等で搬送し、受け入れるもの。受け入れ後は模擬健診(バイタルチェック)、模擬介護(排泄介護・入浴介護)、非常食(アルファ米)の試食も予定している。
区では訓練の成果を、今後の「災害時要援護者支援プラン」の策定に反映させていく。

■訓練概要
【実施日時】11月6日(日)午前9時30分~午後0時30分
【訓練実施施設】かしわ苑(北新宿高齢者在宅サービスセンター・北新宿特別養護老人ホーム、北新宿3-27-6)
【協力団体】柏木地区町会(北新宿三丁目町会・北新宿三丁目柏親会・北新宿四丁目町会)、新宿区社会福祉事業団(かしわ苑)、新宿区民生委員・児童委員協議会、新宿区社会福祉協議会、柏木・角筈高齢者総合相談センター、新宿警察署、新宿消防署

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