小学校にヤギがやってきた
東戸山小にかわいい仲間が加わりました

最終更新日:2011年10月11日

写真:2匹のヤギと子どもたち
写真:餌やりを楽しむ子どもたち
写真:飼育を前に気合いいっぱい
今日11日、東戸山小学校(戸山2-34-2、校長:國分重隆)に、埼玉県秩父郡小鹿野町の吉田牧場から雌の黒ヤギが、東京農工大学から雄の白ヤギが寄付され、小学校の新しいメンバーとして仲間入りした。

この取り組みは、子どもたちが家畜と出会い、体温を感じる動物と触れ合うことで、命と心の触れ合いを学ぶことを目的としたもの。今日から、小学校の飼育小屋でともに暮らす2匹のヤギは、生活科の授業の一環として、1年生36名・2年生32名・若草学級13名が分担して飼育する。

2匹は乳離れしたばかりの生後4か月と8か月の子ヤギ。対面を心待ちにして準備に取り組んできた子どもたちは、2匹の愛らしい姿に「ヤギに会えてうれしい」と大興奮。
今日は、2年生がヤギの「歓迎セレモニー」を企画し、吉田牧場の吉田恭寛さん、東京農工大学大学院の渡辺元教授から、ヤギの特徴や飼育法を教えていただいた。「この子(ヤギ)は、ここに来る直前までお母さんと一緒にいたので、とても寂しい思いをしているはず。みんなでしっかり面倒を見てあげてください」と吉田さん。子どもたちは、「大切に育てます」と元気いっぱいに答え、黒ヤギは「ハッピー」、白ヤギは「ラッキー」と名付けた。

触れ合いタイムでは、餌をあげるため、子どもたちは干し草を手に2匹を取り囲んだ。「白ヤギさんはいっぱい食べるよ」「ハッピーはお腹がいっぱいなのかな」「赤ちゃんだからミルクがいいんじゃない」などと話しながら、餌やりを楽しんでいた。

「本物との出会い、本気、チャレンジ、感動」をキーワードに、人と自然と豊かにかかわる教育活動を推進している東戸山小学校。以前から、子どもたちが牛と触れ合ったり、絞った牛乳でバターを作るなどの牧場体験にも取り組んでいる。
11月2日には、1年生が吉田牧場を訪れ、搾乳や牛のブラッシング、仔牛の哺乳などの酪農体験を行う予定。

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