都電荒川線 花電車の出発式に新宿区長が出席
都営交通開業100周年記念

都営交通開業100周年を記念して、東京都交通局は都電荒川線で花電車「花100形」を運行する。「荒川線の日」の今日1日、沿線区の区長として中山弘子・新宿区長が出席し、荒川電車営業所（荒川区西尾久8－33－7）で出発式が開催された。

都電荒川線での花電車の運行は33年ぶり。花100形は、都営交通の100歳を祝い、ろうそくを立てたバースデーケーキのイメージで、白い車体に赤いリボンがデザインされている。夜間には、ろうそくの部分が点灯するという。

出発式で中山区長は、「都電荒川線は新宿区民にとっても大事な足です。皆さん、荒川線で新宿区にもお越しください」とあいさつ。開業100周年を祝った。

テープカットの後、花100形は、「花電車、出発進行」という掛け声に続き発車のベルを鳴らして出庫。多くの見物客が拍手とともに出発を見送った。

花100形の運行は、10月1日（土）・10日（祝）・16日（日）・23日（日）・30日（日）の5日間（荒天のときは中止）。三ノ輪橋～早稲田まで1日2往復される。