江戸川小でマラソン教室
ワイナイナさんが楽しく走るコツをアドバイス

最終更新日:2011年9月11日

写真:ワイナイナさんと走る子どもたち
写真:ワイナイナさんと走る子どもたち
写真:オリンピックのメダルに興奮
9月10日、区立江戸川小学校(水道町1-28、校長:持田裕代)で、オリンピックメダリストのエリック・ワイナイナさんを招き、マラソン教室を開催した。

同校は、東京都のスポーツ教育推進校、「1日60分運動・スポーツ」小学校総合運動部活動実践モデル校に指定され、スポーツ活動に熱心に取り組んでいる。今年4月からは総合運動部を設立し、4~6年生が週3回、専門コーチの指導のもと、卓球・サッカー・バドミントン等のスポーツに励んでいる。
今回のマラソン教室も、体力・運動能力を向上させる取り組みの一環として実施。真夏の日差しが戻った校庭で、全校児童64名が、ワイナイナさんと一緒にトラックを走った。

まず、「日本は第二の故郷。好物はどんぶりもの」というケニア出身のワイナイナさんが、流ちょうな日本語で子どものころの思い出を披露。「自宅から小学校までの片道10kmを歩いて通学していました。先生が怖いので、遅刻しそうなときは必死に走りました」と話すと、校庭は笑いに包まれた。

ウォーミングアップは「全校鬼ごっこ」。鬼になったワイナイナさんが、懸命に逃げ回る子どもたちを大きな歩幅で追いかけた。フルマラソンのペースでトラックを走り回るワイナイナさんのスピードに驚きの声が上がる中、見事に逃げ切って、ガッツポーズをする子どもも。

その後、ワイナイナさんが走るときの腕の振り方や姿勢を指導した。「体の軸がぶれないように心掛けましょう」とアドバイスを受けた子どもたちは、ワイナイナさんと一緒に全力でトラックを駆け抜けた。子どもたちはランニングフォームが改善されて早く走るコツをつかんだ様子で、走り終えた表情は充実感に満ちていた。

最後に、ワイナイナさんから「頑張って練習して、オリンピックでメダルを取れるようになってください」と、子どもたちにエールが贈られた。

本ページに関するお問い合わせ

新宿区 教育委員会事務局-教育調整課
企画調整係 電話03-5273-3074