新宿エイサーまつりを開催
がんばろう日本 新宿から思いを太鼓にのせて

今日30日、「2011新宿エイサーまつり」が、新宿駅東口一帯（新宿通りほか）と西口（新宿郵便局付近ほか）で開催された。主催は新宿エイサーまつり大会委員会。
新宿エイサーまつりは、平成14年に新宿駅東口の4商店街振興組合が中心になって始まった催し。10回目を迎えた今年も、多くの見物客が訪れ、新宿が沖縄一色に染まる一日を楽しんだ。

沖縄の盆踊りであるエイサーは、勇壮な太鼓と色鮮やかな衣装で踊るダイナミックな演舞が特徴。今年は、沖縄県からの派遣チーム、都内を拠点に活動しているチーム、小学生のチームなど23チームが出演。東日本大震災で被災された方等へ「がんばろう日本」の思いを新宿から太鼓にのせて届けようと、元気いっぱいに夏を盛り上げた。

スタジオアルタ前でのオープニングセレモニーでは、沖縄民謡歌手の古謝美佐子さんが演奏する沖縄の伝統的な楽器「三線」（さんしん）の音色にあわせて、お笑い芸人のしずる、山田花子さん、石田靖さんが登場。エイサーチームと一緒に太鼓を鳴らしながら躍りを披露すると、集まった見物客から拍手と歓声が沸きあがった。
続いて、新宿通りの5会場でエイサーがスタート。それぞれのチームが持ち味を生かし、楽しく元気いっぱいに演舞を披露し、見物客を魅了していた。
区内在住の女性は、「色鮮やかな衣装が夏の青空に映え、エイサーの力強い踊りを見ていると元気が出る」と話してくれた。