万引き防止のつどいを開催
万引きを許さないまちを宣言

最終更新日:2011年7月20日

写真:あいさつする中山区長
写真:大崎秀夫新宿区町会連合会会長が「万引きを許さないまち」を宣言
写真:斉藤慶子さんとの対談
今日20日(水)、新宿区と区内警察署、新宿区万引き防止対策協議会(会長:中山弘子新宿区長)は、万引き防止のつどいを新宿文化センター(新宿6-14-1)で開催し、関係団体の約230名が参加した。
新宿区内の刑法犯認知件数は着実に減少し、安全で安心なまちづくりが進む一方で、百貨店や小売店が集積することから、新宿は都内でも万引きの発生が多い地域。万引きは、青少年に限らず幅広い年齢層で行われていることからも、これまで以上に積極的・総合的な防止対策を粘り強く展開していく必要がある。
こうした現状を踏まえ、区では、警察や地域団体、小売店関係団体、教育機関と連携・協力し、新宿区万引き防止対策協議会を設立。同協議会は、区長、区内警察署、町会連合会、青少年育成委員会、民生委員・児童委員協議会、保護司会、商店会連合会、東京商工会議所新宿支部、新宿スーパー・コンビニエンス協議会、区立小中学校長の委員で構成される。
つどいに先立ち中山区長は、「万引きは許してはいけない犯罪。たかが万引きと考えるのではなく、『万引きをしない・させない・見逃さない』の決意で地域全体で防止することが重要」とあいさつした。続いて、大崎秀夫新宿区町会連合会会長が「万引きを許さないまち」を宣言。会場は万引き防止に向けて一致団結した。
続いて、区が制作した万引き防止啓発番組「万引きのない明るいまちを目指して~たかが万引きでは済まされない」を上映し、警視庁職員が万引き犯罪の現状と防止対策について説明。「近年増加している高齢者の万引き防止対策には地域とのつながりが重要」と訴えた。
また、中山区長と対談した女優の斉藤慶子さんは「万引きは誰にでも起こす可能性があるものだと思う。子どもたちが軽い気持ちで起こさないように地域全体で見守ることが重要ではないか」と話していた。 
今後も区では、協議会を通して万引き防止に向けた関係団体の連携・協力を深め、「万引きをしない させない 見逃さない」という強い決意で「万引きのない明るいまち」を目指していく。

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