区独自に区内施設の放射線量を測定します

最終更新日:2011年6月22日

新宿区(区長:中山弘子)は、明日6月23日(木)から、区内の保育園・学校・公園等の施設で放射線量・放射性物質の測定を始める。
 

東京電力福島第一原子力発電所の事故を受け、放射線や放射性物質の子どもの健康への影響について心配の声が寄せられている。区内百人町の東京都健康安全研究センターには、環境放射線量を測定する東京都のモニタリングポストがあるが、施設の現状を把握し、区民の不安に応えるため、区独自に測定する。
 

空間放射線量は、6月中は東京都から貸与の測定器(シンチレーションサーベイメータ)1台を使って、区職員が測定する。さらに、測定器(都貸与と同一機種)5台を購入して職員の測定班を増強し、測定は8月末までに完了させる予定。
各施設での測定結果は、順次、区の公式ホームページ等で公表する。
 

  • 空間放射線量の測定

【測定する施設】保育園、子ども園、幼稚園、小・中学校の全園・全校(一部私立を含む)と児童館・公園・屋外スポーツ施設等約190か所

【測定点】1施設当たり4か所程度で、園庭・校庭・砂場等のそれぞれ地上5㎝の地点・1mの地点を測定

  • 砂場の砂等の放射性物質の測定

保育園・幼稚園・公園等区内8か所の砂場で、分析機関に委託して測定する。新宿ここ・から広場(新宿7-3-29)の農業体験の場は土壌を測定する。

  • プール水の放射性物質の測定

小・中学校全校で、分析機関に委託して測定する(私立を含む約40か所。屋内プールは除く)。

本ページに関するお問い合わせ

新宿区 環境清掃部-ごみ減量リサイクル課
公害対策係 電話03-5273-3764