「協働推進基金」から区内のNPOに助成
公開プレゼンテーションを実施

最終更新日:2011年5月23日

写真:座長のあいさつ
写真:プレゼンテーションの様子
今日23日、新宿区(区長:中山弘子)は、平成23年度「NPO活動資金助成」申請団体の公開プレゼンテーションを、区立産業会館(BIZ新宿、西新宿6-8-2)で実施した。4月12日までの募集期間に11団体から助成申請があり、書類審査を経た11団体(※)すべてがプレゼンテーションを行った。

この助成は、区内のNPOが取り組む、さまざまな地域課題の解決に向けた自主的な活動を、地域全体で応援する制度。NPOが持つ先駆性・専門性を生かした創意工夫にあふれる社会貢献事業に助成することで、区民サービスの向上につなげることを目的にしている。財源は、区民・団体・事業者からの寄附金と区の財源を積み立てて運営している「新宿区協働推進基金」。昨年度は7団体の事業に助成した。

助成総額は400万円(1事業あたり50万円を限度)。今年度は、昨年度に新設した設立後5年未満や財政規模の小さいNPOの自立経営を支援する「新事業立上げ助成」の助成限度額を、1団体に付き30万円から50万円に引き上げた。また、NPO活動資金助成(従来型)は、助成率を2分の1から3分の2に引き上げ、NPOの新たな事業への着手、ノウハウや実績の確保、自立経営基盤の強化をより支援する。

開催にあたり、区民の方やNPOの代表者、学識経験者などで構成する新宿区協働支援会議の久塚純一座長(早稲田大学社会科学総合学術院教授)は「NPO活動資金助成事業は、区民の皆さんや事業の趣旨にご賛同いただいた方の支援があってのもの。今日のプレゼンテーションがすばらしいものになることを期待しております」とあいさつした。
プレゼンテーションでは、各団体が助成を申請する事業について説明。協働支援会議委員が質問を行った。

区では、今日のプレゼンテーションなどの審査結果をもとに、5月末に助成団体と助成金額を決定する。

※プレゼンテーション実施団体(11団体・申請順)
(1)ホロコースト教育資料センター、(2)団塊のノーブレス・オブリージュ、(3)エコツーリズム・ネットワーク・ジャパン、(4)東京都中途失聴・難聴者協会、(5)みんなのおうち、(6)あそびと文化のNPO新宿子ども劇場、(7)難民支援協会、(8)市民の芸術活動推進委員会、 (9)福祉マンションをつくる会、(10)ライフデザイン研究所、(11)表現教育研究所

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