「芸術体験ひろば」を開催
家族そろって芸術体験

最終更新日:2011年5月5日

写真:こいのぼりと会場
写真:体験「電子楽器の体験ひろば」
写真:体験「見たこともない生きものをつくろう」
写真:鑑賞プログラムの様子
今日5日、芸能花伝舎(西新宿6-12-30)で、さまざまな芸能の鑑賞や体験ができる催し「芸術体験ひろば」が開催された。主催は新宿区(区長:中山弘子)と芸能花伝舎。

芸能花伝舎は、区と社団法人日本芸能実演家団体協議会(芸団協)が締結した文化芸術の振興に関する協定に基づき、旧新宿区立淀橋第三小学校の校舎を活用して開設した施設。芸団協が運営し、舞台の稽古や撮影に利用されているほか、芸能関連団体の事務所や新国立劇場の演劇研修所も入居し、文化芸術を通じた交流の拠点となっている。

「芸術体験ひろば」は、さまざまな芸術体験の機会を提供する催しとして平成17年から開催している。7回目となる今年は、毎年恒例となっている高層ビル群を背景に泳ぐ約100匹のこいのぼりのほか、東日本大震災で被災した方を支援しようとチャリティーバザーを開催。区内外から約3,000人の方が会場に足を運んだ。

会場では、人形劇・コンサート・マジックなどの鑑賞プログラムと、落語・ダンス・楽器演奏などの体験プログラムのほか、当日自由に参加できるフリー体験プログラムが用意され、大勢の家族連れが参加した。

鑑賞プログラム「パーカッションとストリートオルガンのトリッチトラッチ」では、どこか懐かしいストリートオルガンの音色に合わせ、木琴・鉄琴・ドラムなどさまざまなパーカッションを一人で演奏。心地よい音の重なりに子どもも大人も聞き入っていた。
またフリー体験プログラム「見たこともない生きものをつくろう」では、カラフルな封筒から不思議な生き物を工作。自由な発想でさまざまな生き物が生まれた。「電子楽器の体験ひろば」では、絵を描くように演奏するシンセサイザーなどの電子楽器に触れ、初めて体験する未来の楽器に子どもたちは夢中になっていた。

区内在住の家族連れは、「楽器演奏や工作など家族そろって楽しめた。家に帰っても子どもと一緒に工作などしてみようと思う」と話してくれた。

本ページに関するお問い合わせ

社団法人 日本芸能実演家団体協議会「5・5ひろば」係
電話03-5909-3060