新宿歴史博物館所蔵資料展 錦絵の世界

最終更新日:2011年4月21日

「江戸の華名勝会」から「高田馬場山吹の里」「江戸の華名勝会」から「高田馬場山吹の里」
新宿歴史博物館(三栄町22)では、4月23日(土)から、所蔵資料展「錦絵の世界」を開催する。同館所蔵の錦絵を、修復作業を終えて初めて展示する。

大岡越前守忠相が創設した町火消し「いろは四十八組」の各組を代表する名所旧跡を紹介する「江戸の華名勝会」は、その地にゆかりの歌舞伎の演目も描かれ、江戸時代末期に人気を集めた作品。区内を描いた「高田馬場山吹の里」「赤城明神」「神楽坂毘沙門天」など、合計70点を展示する。ほかに、初代歌川広重の「江戸名所百景」から、「市ヶ谷八幡」「高田馬場」「角筈熊野十二社」などを展示する。

■ 所蔵資料展「錦絵の世界」概要
【日時】4月23日(土)~5月29日(日)午前9時30分~午後5時30分
4月25日、5月9日・23日の月曜日は休館。5月10日(火)から一部展示替え
【会場】新宿歴史博物館(三栄町22)地下1階企画展示室
【観覧料】無料

■関連講座・浮世絵版画実演会
 アダチ伝統木版画技術保存財団(下落合3)の職人が浮世絵を解説し、葛飾北斎作「神奈川沖浪裏」の刷り上げを実演。
【日時】4月24日(日)午後2時~3時30分
【費用】500円
【申込み】電話で同館へ。先着20名。

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新宿歴史博物館 電話03-3359-2131