沼田市 春野菜・くだもの市場を開催
歌舞伎町ルネッサンス「農山村ふれあい市場」特別企画

最終更新日:2011年4月16日

写真:にぎわう会場
写真:応援に駆け付けた星野巳喜雄・沼田市長(写真右)
写真:今村直子さんによるジャズ演奏
今日16日、原発事故の風評被害を受ける群馬県沼田市(市長:星野已喜雄)を応援しようと、沼田市産の農産物の安全性と同市の観光地をPRするイベント(主催:歌舞伎町タウン・マネージメント、後援:新宿区)が歌舞伎町シネシティ広場(歌舞伎町1-19先、旧新宿コマ劇場前)で開催された。
沼田市は、新宿区が水源として恩恵を受ける利根川上流域に位置し、貴重な自然を有している。区と地球環境保全の連携に関する協定を締結しているほか、歌舞伎町「農山村ふれあい市場」に出店するなど交流が深い。
晴天に恵まれた今日、会場には「群馬県産農産物安全宣言!」の看板が掲げられ、ホウレンソウ・フキノトウ・山ウド・イチゴなど、さまざまな農産物や特産品が現地の直売所と同じ価格で販売され、多くの来場者でにぎわった。出店した農家の方は「開始前からお客さんが並んでいて驚いた。安全・安心な沼田市産の農産物を多くの人に食べてもらいたい」と語ってくれた。また、区外からの来場者は「新宿の歌舞伎町に直売所があるのは新鮮な感覚。手ごろな値段で新鮮な野菜を買うことができてうれしい」と買い物を楽しんでいた。イベントには星野市長が応援に駆け付け、「福島第一原子力発電所の事故で、風評被害を受けている中、歌舞伎町で沼田市の農産物の安全性をPRするイベントを開催できてとても感謝している」と述べた。
会場に募金箱を設置して義援金への協力を呼び掛けたほか、人気のジャズシンガー・今村直子さんなどがライブを披露。来場者はジャズの音色に酔いしれていた。

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