読書感想文表彰式
児童・生徒4名が区長賞を受賞

新宿区教育委員会は、今日10日、「平成22年度読書感想文表彰式」を新宿区役所（歌舞伎町1－4－1）で開催した。
これは、子どもの発達段階に応じた読書の方法や習慣を身に付ける読書教育推進の一環として、毎年行われているもの。式には、区立小・中学校の児童・生徒から応募があった作品のなかから、優秀な作品として選ばれ、区長賞を受賞した4名が出席した。

受賞者には中山弘子区長から賞状と楯が贈られた。一人一人の作品に対する感想を語った中山区長は、「毎年、皆さんの読書感想文を読むのを楽しみにしています。読んだことがない本は読みたくなり、読んだことのある本はもう一度読み返したくなります。読書は人の心を優しくするだけでなく、想像力を豊かにしてくれます。今後もたくさんの本を読んでください」とメッセージを送った。
また、受賞者からは「読書感想で賞をもらえて嬉しい」「これからもいろいろな種類の本を読んでいきたい」との喜びの声が聞かれた。

区長賞のほか、優秀賞・優良賞を受賞した作品は、23年1月発行予定の読書感想文集「けやき」に掲載され、区立図書館で閲覧できる。

【区長賞受賞者と感想文の作品名】
◆津久戸小学校2年　大谷昻択さん 『親切な ないしょオバケ』
◆落合第二小学校3年 平部征史郎さん 『やんちゃ子グマがやってきた！』
◆西新宿小学校6年　坂室智史さん 『「海は生きている」を読んで』
◆落合第二中学校2年　川田奈々さん 『「人間失格」にみる人間らしさ』