歌舞伎町 農山村ふれあい市場
歌舞伎町が畑に! 海に!

最終更新日:2010年12月5日

写真:にぎわうイベント会場
写真:イベントを楽しむ親子
写真:沼田市の野菜
写真:ジャズライブ
今日5日、全国各地の名産品や特産品を紹介し販売するイベント「歌舞伎町 農山村ふれあい市場」(主催:歌舞伎町農山村ふれあい実行委員会)が区立大久保公園イベント広場(歌舞伎町2-43)と東京都健康プラザハイジア(歌舞伎町2-44-1)で開催された。
 
ふれあい市場は今年7月に歌舞伎町シネシティ広場で開催したところ、大勢の来場者から好評を博したイベントで、今回が2回目の開催。全国各地で街おこし、村おこしなどの活動に取り組む14団体が歌舞伎町に集合した。

福島県から参加の「阿武隈農産物友の会」が販売していたのが、いろりで焼かれたイワナの塩焼き。天然魚も含まれるイワナは前日に釣られたばかりのもの。販売スタッフは、「福島が持つ豊かな自然環境をアピールしていきたい。都会に住む皆さんに、生物多様性を感じてもらうきっかけになれば嬉しいですね」と話してくれた。

群馬県沼田市の店では、産地直送の野菜が現地の直売所と同じ価格で販売されたほか、来場者に温かい甘酒が無料でふるまわれた。「田舎と都会がお互いに持ってないものを補っていきたい」と話す販売スタッフは、「安全・安心なものが喜ばれていることを再確認できました。地元での野菜づくりにも生かしていきたいですね」とイベントの感想を語ってくれた。

また、俳優の永島敏行さんが運営する「食」と「農」がテーマの生産者と消費者の交流の場「青空市場」が特別出店されたほか、京都府南山城村の宇治抹茶を使用したお抹茶を気軽に楽しめる休憩スペースなどを設置。子どもから大人まで、さまざまな世代が楽しめるイベントとなった。

晴天に恵まれた今日は、家族連れや主婦のグループなど、大勢の来場者でにぎわった。区内在住の女性は、「新鮮な野菜が手ごろな価格で売られていて驚きました。新宿では手に入らないものが買えて嬉しい」と話し、特産品の買い物を楽しんでいた。

物産販売のほかにも、3組のパフォーマーが参加したジャズライブが会場を盛り上げたほか、隣接するハイジアでは参加自治体の観光案内や特産品のキャンペーン、音楽イベントが行われた。
主催者は、「歌舞伎町から新しい情報を発信するとともに、歌舞伎町に新たなにぎわいを創出するイベントになるよう、企画しました。都心と農山村をつなぐ交流の場として、これからも定期的に開催していきたい」と話してくれた。

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