新宿文化ロード2010「漫才ワークショップ」
お笑いから学ぶビジネス・コミュニケーション術

最終更新日:2010年11月17日

写真:金井氏のあいさつ
写真:漫才披露を前に気合いをいれる様子
写真:参加者が漫才を披露
今日17日、新宿区(区長:中山弘子)は、区立産業会館(西新宿6―8―2)で「漫才ワークショップ」を開催した。

区では、新たな文化・芸術の育成と、にぎわい産業の活性化のため、靖国通りから青梅街道に沿った地域(西新宿6丁目~新宿3丁目付近)を「新宿文化ロード」と名付け、この地域を拠点とする商店街・企業・学校等と協力し、音楽やアートなどを楽しむイベントを10月22日から実施している(今年は11月26日まで開催中)。
今回のワークショップは「新宿文化ロード2010」のイベントの一つ。「新宿文化ロード協議会」の参加団体である吉本興業グループの協力で実現し、企業や商店の経営者・従業員などが、円滑に仕事を進める上で欠かせないコミュニケーション能力を高める方法を、「お笑い」を通じて楽しみながら学んだ。

講師は放送作家として活躍する金井夏生さん。始めに金井さんは「漫才のネタを作って人前で披露するには、コミュニケーション能力とプレゼンテーション能力が必要不可欠。このワークショップが、能力を高めるお役に立てば」とあいさつした。続いて、若手芸人(もっこすファイヤー、天狗、囲碁将棋、ボーイフレンド)が自己紹介を兼ねて漫才を披露。テンポのよいボケとツッコミの応酬に、会場からは笑いが湧き上がった。

その後、参加者は初対面の人とコンビを結成。講師や芸人の熱の入った指導を受けながら、漫才のネタ作りに挑戦し、皆の前で漫才を披露した。参加した男性は「初対面の人とネタづくりをする中で、次第にコミュニケーションがとれるようになった。人前で漫才を披露するのは緊張したが、プレゼンテーション能力を高めるよい機会にもなった」と話してくれた。

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