しんじゅく「介護の日」イベントを開催
いつまでも輝いて生きる

最終更新日:2010年11月11日

訪問入浴デモンストレーション
介護予防のための「新宿いきいき体操」
鎌田實さんの講演
介護サービスを利用している方や家族、介護の現場で働く方を支援するとともに、地域での支え合いの輪を広げていくことを目的に、新宿区と介護サービス事業者協議会は、しんじゅく「介護の日」のイベント「いつまでも輝いて生きる」を開催した。
厚生労働省は平成20年から11月11日を「介護の日」としている。これにちなみ区では、介護予防や介護との向き合い方の視点から、今年は11月9日から11日までの3日にわたりイベントを開催した。
 
イベント初日の9日は、牛込箪笥区民ホール(箪笥町15)で、楽しく長生きすることをテーマとした、平均年齢80歳のコーラス隊の音楽ドキュメンタリー「ヤング@ハート」と、民間介護施設の利用者やスタッフを追ったドキュメンタリー「ただいま それぞれの居場所」を上映。
10日には、介護福祉展を区役所本庁舎(歌舞伎町1-4-1)で開催。「高齢者の転倒防止」「たべること・生きること」など、6つのテーマのミニ講座が開催されたほか、訪問入浴デモンストレーションや介護・健康相談コーナー、車いすの試乗コーナーなどを設置し、介護・健康に役立つさまざまな催しを実施した。

今日11日は、牛込箪笥区民ホールで、諏訪中央病院名誉院長の鎌田實さんによる講演会「介護者に贈る応援歌」を開催。「介護を受ける人も幸せになる介護とは」をテーマに、介護する者、される者の心のあり方を紹介した。また、息子として、医師としての介護体験から「頑張り過ぎないけど、あきらめない」「最期まで輝いて生きることが大切」と来場者に応援メッセージを伝えた。
参加した60歳代の女性は「心温まる話で、元気になりました。これからも生き生きと自分らしく、毎日を過ごしていきたいと思いました」と話してくれた。

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