APEC女性リーダーズネットワーク会合サイドイベントを開催
シンポジウム 自分らしく生きるための力 ~女性の経済活動への参画と自立

最終更新日:2010年9月18日

写真:早稲田大学国際会議場井深大記念ホールにて
写真:内永ゆか子さんによる基調講演
写真:パネルディスカッションの様子
女性リーダーズネットワーク(WLN)会合は、APEC(アジア太平洋経済協力)に参加する21の国と地域の産業界・学界・行政・民間団体等の女性リーダー約500名が集まる国際的な情報交換の場。
今年のWLN本会合は「女性と経済」に焦点を当て、9月19日~21日に新宿区内で開催される。これに先立ち、今日18日、早稲田大学国際会議場井深大記念ホール(西早稲田1-6-1)で、シンポジウム「自分らしく生きるための力(キャリア)~女性の経済活動への参画と自立~」を開催した。(主催:内閣府、男女共同参画推進連携会議、早稲田大学、新宿区)

開会にあたり中山弘子新宿区長は「家庭や地域、そして社会で活躍するすべての女性に対して、自分らしく生きるためのメッセージをこのシンポジウムから発信したい」とあいさつした。シンポジウムでは初めに、内永ゆか子さん(WLN実行委員会実行委員長)が基調講演「仕事からの贈り物」で、「目標を高く持つことは大切です。また、リーダーは女性の後輩を育て、頼れる相談相手になってください」と応援メッセージを伝えた。
続いて、「未来を拓く私たち女性」をテーマに、5名の女性リーダー(熊谷真弓・更生施設「けやき荘」所長、島田京子・元日本女子大学事務局長、坪田秀子・お茶の水女子大学学長特命補佐、奈良順子・(有)スカイビジネス代表、中山区長)によるパネルディスカッションが行われた。熊谷さんは「女性自らが、生き方を拓いていく力を持って欲しい」と述べ、坪田さんは「コミュニケーション力を身に付け、社会にもっとメッセージを発信してください」と女性が社会へ参画することの大切さを訴えた。

午後2時からは、4つのテーマ([1]生きにくさをかかえた女性たちの支援、[2]企業の中で進むダイバーシティ(多様性の受容)、[3]脱キャリア構築「行き当たりバッチリ」で切り拓く、[4]アジアと日本をつなぐ女性の力)に分かれてグループ討議を開催。来場者は各界で活躍する女性リーダーのメッセージに熱心に耳を傾けていた。

会場には約250名が来場。早稲田大学出身という女性は、「活躍する女性リーダーの体験談を聞き、勇気や元気がわきました」と話してくれた。

本ページに関するお問い合わせ

新宿区 子ども家庭部-男女共同参画課
電話03-3341-0801