小学校PTA連合会が一斉パトロール スタートセレモニーを実施
地域で子どもを守る温かいメッセージを発信

最終更新日:2010年9月1日

写真:掛け声の様子
写真:パトロールの様子
写真:マーキングガン試射の様子
新宿区立小学校PTA連合会(小P連)(会長:人見晃)では、「安全・安心な小学校」を目指して防犯活動の推進に取り組み、さまざまな事業で危機管理意識の向上等に努めている。そのひとつとして、5年前から9月1日を「小P連一斉パトロールの日」としている。今年も今日1日、各地域で子どもの見守り活動を行う小学校のPTA役員や地域の育成会・地区協議会の方などが区役所本庁舎前に集合。午前9時45分からスタートセレモニーを実施した。

人見会長は「今日は再度、地域の防犯の意識を高めていく一日であると思います。皆さん力を合わせ取り組んでいきましょう」と話した。中山弘子区長は「住民同士が顔の見える関係を築き、誰もが生き生きと暮らすことができる地域づくり。その中核のひとつが、このパトロールです。子どもを真ん中にして考える、地域の中に子育てを支える力のあるまち新宿を目指していきましょう」と挨拶し、石崎洋子教育長は「皆さんの目や耳で、子どもたちの安全を確かなものにしていきましょう」と激励した。石崎教育長から人見会長に、支援品として防犯用品(自転車用防犯プレート)が渡された。

この事業を通し各地域での防犯活動がより活性化することを願い、約200名の参加者は力強く「子どもを守ろう、オー!」の掛け声で、スタートセレモニーを締めくくった。

四谷地区ではPTAや地区協議会など地域の方をはじめ学校や特別出張所・社会福祉協議会・企業・警察署など約30名が協力・参加して、四谷地区内の小学校までパトロールを行った。
また、大久保小学校では、屋上でマーキングガンの試射会が行われた。大久保・戸塚地区の6校のPTA役員のほか、実際に不審者が学校に侵入したときに対応する各校の職員が参加。マーキングガンの使用方法など説明を受けたあと、人型の的に向かって実際に試射。
試射を終えたPTA役員の男性は「実際に撃つと体にも反動が伝わる。これは撃ってみないとわからない。訓練の重要性を感じた」と驚きの声を上げた。

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