新宿区総合防災訓練を実施
高めよう地域の防災行動力

最終更新日:2010年8月29日

写真:初期消火訓練の様子
写真:消防操法の様子
写真:開会式の様子
新宿区(区長:中山弘子)は、29日(日)午前8時30分から、区内3会場(四谷ひろば、津久戸小学校、西新宿小学校)で総合防災訓練を実施した。強い日差しの中、地域住民や関係機関、ボランティアなど約600人が訓練に汗を流した。

四谷ひろば(四谷4‐20)では約200人が参加。周辺の6つの町会の住民がD級ポンプ(小型消防ポンプ)を四谷ひろばに搬送し集合。町会ごとに3つの班に分かれて訓練を開始した。まずは消防団による消防操法を実施。参加者全員が見学する中、日ごろの訓練の成果を発揮し給水、放水、撤収までの一連の手順を披露した。その後、参加者は、消防・警察や自衛隊などの展示を見学、起震車による地震体験・家具転倒防止器具取り付け講習のほか、D級ポンプの操作や初期消火の指導を受けた。

閉会式では、中山区長が「今日、訓練に参加した皆さんの力が、地域の災害対応力を高めます。学んだことを生かし災害に強いまちにしていきましょう」と述べた。また代表世話人の松川英夫さんが「今日の訓練で学んだことを災害時に生かし、助け合う気持ちを持って被害を最小限に抑えましょう」と述べ、訓練を締めくくった。

訓練終了後、災害時協定を結んでいる長野県伊那市から、届けられた支援物資(リンゴ)が参加者に配られた。

また、津久戸小学校(津久戸町2‐2)では、動物救護訓練やライフライン事業者による展示等、西新宿小学校(西新宿4‐35‐5)では、医療救護訓練等を行った。

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