「七夕 ECO Night!」を開催
七夕の夜に新宿のまちが一斉消灯

最終更新日:2010年7月7日

写真:ルー大柴さんのMOTTAINAIショー
写真:新宿エコレンジャーショー
写真:床発電システム体験
写真:新宿なんくるエイサーのパフォーマンス
新宿区(区長:中山弘子)は、今日7日、新宿のまちに一斉消灯を呼び掛けるイベント「七夕 ECO Night」を開催した。

区では、地球温暖化防止対策の一環として、夏至(22年は6月21日)と七夕(7月7日)の日を「新宿一斉消灯日」とし、区内の家庭や事業所等に照明やネオンの消灯を呼び掛けている。今年で3回目の一斉消灯日は、明るさに慣れた都会での生活の中、電気を消すことで日ごろいかに多くの照明を使っているかを実感し、省エネルギーにつながる行動を日常的に実践してもらおうとするもの。
事前にこのキャンペーンに参加していただける区内の企業・団体等を募集し、電力削減量・二酸化炭素削減量を算定している。昨年は約10,000kWhの電力(二酸化炭素約4.5トン分)が削減できた。

今年の一斉消灯日では、エネルギーのあり方について考えるイベント「七夕 ECO Night」を初めて開催した。新宿駅東口周辺の4商店街の協力により、来訪者が多く幅広い世代に地球温暖化防止をPRできる新宿駅東口前広場で実施。開催にあたり中山区長は、「毎日の暮らしの中にもエコにつながる行動がたくさんあります。無理なく楽しみながら省エネルギー対策に取り組んでください」とあいさつし、環境問題に配慮した取り組みへの協力を呼び掛けた。

ステージでは、エコを身近に感じることができるパフォーマンスが次々と繰り広げられた。物の大切さをテーマとした歌「MOTTAINAI~もったいない~」を披露したのは、新宿区出身のタレント・ルー大柴さん。日ごろから省エネルギー対策を推進しているというルーさんは、「楽屋の電気は小まめに消す、台本はメールで送ってもらうなど、自分でできることから始めています。自宅には、夏の強い日差しを和らげる『緑のカーテン』を作り、ゴーヤを育てていますよ」と身近にできる取り組みを紹介した。

また、会場内には、エアロバイクや床発電システムを使った自家発電体験コーナーを設置。多くの来場者が自家発電に挑戦し、楽しみながら省エネ活動を体験していた。

そして、アルタビジョンを使用した「一斉消灯カウントダウン」が行われた後、午後8時からは一斉消灯が開始。アルタビジョンや歌舞伎町一番街アーチをはじめ、新宿駅周辺でも次々と一斉消灯が実施された。

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