区立大久保公園シアターパーク開園
歌舞伎町に文化・芸能・スポーツの拠点が誕生

最終更新日:2010年6月17日

写真:色鮮やかに舗装されたアスファルト
写真:テープカット
写真:「東京アパッチ」の選手のフリースロー
写真:吉本芸人のトーク
新宿区(区長:中山弘子)は、区立大久保公園(歌舞伎町2-43、面積約3,300㎡)を「シアターパーク」としてリニューアルし、今日17日、完成記念式典を開催した。

「誰もが安心して楽しめるまち」への再生の取り組み「歌舞伎町ルネッサンス」が進む歌舞伎町。この一環として、文化・芸能・スポーツ等の拠点として活用し、テント公演など多様なイベントにも対応できるよう、大久保公園を改装した。
公園内にはイベント専用の高圧電源施設・水道等を整備しているほか、イベント空間を演出するためのさまざまなアイデアが盛り込んである。色鮮やかに舗装されたアスファルトは、スポットライトで公園が照らされているイメージでデザイン。また、イベント広場としての雰囲気を大切にし、公園外周部にはシャンパンゴールドを基調にテントの形を模したデザインフェンスを設置した。
イベント期間以外は一般開放し、地域の方や歌舞伎町を訪れる観光客に幅広く利用してもらう。子どもも大人も楽しくスポーツに親しめるよう、防球ネットの一部とゴールが可動式のバスケットボールとフットサルができるコートも2面設置している。

式典で中山区長は、「大衆文化や娯楽の発信地として発展してきた歌舞伎町。この公園から、元気で楽しい、誰もがワクワクする文化の風を吹かせましょう」とあいさつし、新しい公園の誕生をPRした。公園内には、災害時の避難場所としての機能を想定し、災害用トイレ・防災用倉庫を設置。地下には貯水槽も埋設している。

7月3日からは、公園内にテント劇場を設置して行う「大久保公園シアターパーク2010」がスタートする。夏の風物詩として定着しつつある歌舞伎町のテント劇場では、今年も6つの芸能団体が結集し、コンサート・音楽劇・歌謡ショー・お笑いライブなど一大芸能フェスティバルが開催される。
7月26日~8月31日の「やりすぎフェスタ2010」に出演する吉本芸人6名も式典に登場。幼いころの公園での思い出やテント劇場公演への意気込みなど、軽快なトークを繰り広げた。
また、今日はプロバスケットボールチーム「東京アパッチ」の選手も応援に駆けつけ、吉本芸人とフリースロー対決などを行い、開放感のある屋外コートで楽しくプレーした。19日・20日には、オープンを記念して、「東京アパッチ」をはじめ、フットサル・バスケットボールのプロ選手を講師に迎えて、小・中学生対象のスポーツ教室も開催される。

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大久保公園概要・完成式典内容…みどり公園課公園計画係 電話03-5273-3915
歌舞伎町ルネッサンス・スポーツ教室・テント劇場公演…特命プロジェクト推進課 電話03-5273-4220