「協働推進基金」からNPOの活動に助成
公開プレゼンテーションを実施

最終更新日:2010年5月20日

写真:協議支援会議委員の様子
写真:プレゼンテーションの様子
新宿区(区長:中山弘子)は、今日20日、平成22年度「NPO活動資金助成」の公開プレゼンテーションを、戸塚地域センター(高田馬場2―18―1)で実施した。

この助成は、区内で活躍するNPOが取り組む、さまざまな地域課題の解決に向けた自主的な活動を、地域全体で応援する制度。助成の財源は、区民・事業者からの寄附金と区の財源を積み立てて運営している「新宿区協働推進基金」。NPOが持つ先駆性・専門性を生かした創意工夫にあふれる社会貢献的な事業に助成することで、区民サービスの向上を図ることを目的にしている。今年度は、助成総額を400万円と100万円増額するとともに、設立後5年未満や財政規模の小さいNPOの自立経営を支援するため「新事業立上げ助成」を新設した。資金が不足している団体の新規事業に対し、ノウハウや実績の確保につながるよう、助成率を引き上げて支援する。4月14日までの募集期間に8団体から助成申請があり、書類審査を経て8団体(※)すべてがプレゼンテーションを行った。

プレゼンテーションでは、各団体が、これまでの活動内容や助成を申請する事業について説明。区民の方やNPO代表者、学識経験者などで構成する協働支援会議委員が質問を行った。
区では、今日のプレゼンテーションなどの審査結果をもとに、5月末に助成団体と助成金額を決定する。

※プレゼンテーション実施団体(8団体・申請順)
(1)難民支援協会、(2)コミュニケーション・スクエア21、(3)みんなのおうち、(4)創出、(5) コミュニティカウンセラー協会、(6)いきいき里の会、(7)市民の芸術活動推進委員会、(8)東京山の手まごころサービス

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