300戸以上の住宅を建設する大規模開発計画等に保育園設置の協力を要請していきます

最終更新日:2010年3月25日

新宿区(区長:中山弘子)は、4月1日から、大規模開発等により300戸以上の住宅を建設する事業者・建築主に、認可保育園・認証保育所設置の協力を要請する。
 

区では、保育園の待機児童解消に向けて、認可保育園の開設や定員拡大、認証保育所の増設、幼稚園舎を活用した保育ルーム(区立認可外保育施設)の新設など、受け入れ枠の拡大を図ってきた。しかし、平成19年4月まで減少傾向にあった待機児童は、20年4月から増加傾向に転じ60名に、21年4月には70名、22年3月1日現在で224名となっている。
 

大規模開発等で住宅が大幅に増加する場合には、子育て世帯やこれから子どもを持ちたいと考えている共働き世帯が区外から転入し、保育園が不足することが予想される。このため、4月1日から「新宿区大規模開発等に伴う保育施設設置の協力要請に関する要綱」を施行し、大規模開発等を計画している建築事業者・建築主へ認可保育園・認証保育所設置の協力を要請することで、待機児童解消に取り組んでいくこととした。
対象となる建築行為を計画している事業者・建築主は、区保育課と事前に協議し、区は必要に応じて保育園設置の協力を要請する。
 

【対象となる建築行為】

  • 都市計画法に規定する高度利用地区・特定街区・再開発等促進区を活用して行う建築行為の区域内に300 戸以上の住宅を建設するとき
  • 建築基準法に規定する総合設計制度を活用して行う建築行為の区域内に300戸以上の住宅を建設するとき
  • そのほか1つの敷地内に300戸以上の住宅を建設するとき

本ページに関するお問い合わせ

新宿区 子ども家庭部-保育課
保育係 電話03-5273-4525