第3回「しんじゅくこども作文コンクール」表彰式を開催

最終更新日:2010年2月12日

写真:区長賞の表彰
写真:文字・活字文化推進機構賞の表彰
写真:区長賞作品を受賞者が朗読
12日(金)午後4時から、新宿文化センター(新宿6-14-1)でコンクール表彰式が行われた。
このコンクールは「文字・活字文化の日(10月27日)」を記念して、新宿区印刷・製本関連団体協議会(幹事長:加藤仁)が主催、新宿区等の後援で実施したもの。新宿区には印刷・製本関連企業が多く、地場産業でもあるため、地域の活性化を目指すとともに、子どもたちに作文をテーマに、社会学習の機会などをもってもらおうと企画したもの。

作文は「しんじゅく・わたしの街」の中で「働く人・地域の仕事・家族の仕事・街の行事・街の出来事」などをテーマに、新宿区内の小学3~6年生を対象に募集。2,186作品の応募があった。多くの作品の中から、区長賞2名、教育委員長賞4名、山田パンダ賞(第1回目から審査員を務めているミュージシャン・エッセイストの山田パンダさんの賞)2名、新宿区印刷・製本関連団体協議会賞14名、優秀賞32名、佳作96名を決定したほか、今年は国民読書年に当たり、その主催団体である文字・活字文化推進機構の賞が創設され、8名が受賞した。

今日の表彰式では、区長賞、教育委員長賞、山田パンダ賞、文字・活字文化推進機構賞、新宿区印刷・製本関連団体協議会賞の受賞者に賞状が授与された。中山弘子区長は「皆さんの作品を読んでとても感動しました。文字の力というのは本当にすばらしいですね」とあいさつした。

また、表彰式にかけつけた文字・活字文化推進機構肥田美代子理事は「皆さんの作文はキラキラ輝いていて、言葉は大事だなって実感しました。今年は国を挙げて、国民読書年と定められました。皆さん、これからも本をたくさん読んでください」と子どもたちに語りかけた。

今回の入賞作品を収めた冊子は、区立図書館9館で読めるようになる予定である。