高齢者・介護者の方等のつどいの場 「ほっと安心カフェ」がオープン

最終更新日:2009年7月2日

写真:歓談する会場の様子
写真:フラダンスの披露
写真:施設の入口
 新宿区(区長:中山弘子)とNPO法人介護者サポートネットワークセンター・アラジン(代表:牧野史子)は、2日、地域の高齢者の方・介護者の方のつどいの場「ほっと安心カフェ」を戸山団地14号棟集会室(百人町4-5-14)に開設した。

 ほっと安心カフェ事業は、区の協働事業提案制度で採択し、21年度から区とアラジンが協働で実施する事業のひとつ。カフェでは、地域の高齢者の方等が気軽に立ち寄り、お茶を飲みながら参加者同士で情報交換をしたり、スタッフに相談することができる。
 今回開設したカフェの周辺は、他の地域の都営住宅の建て替えに伴って移り住んで来た方が多い地域。一人暮らしの高齢者の方や、高齢者のみの世帯が多い地域の中で、カフェを通して人と人のつながりを生み出し、安心して暮らせる地域づくりを進めていく。

 オープン初日となった今日は100名を超える方が集まり、会場は満員に。午後1時からオープニングセレモニーが行われ、中山区長は「気軽に立ち寄って話をしたり、困りごとを相談したりして、皆さんが主役のカフェとして活用してください」とあいさつした。
 その後、花の配布や区民のグループによるフラダンスの披露も行われ、参加者はテーブルを囲んで歓談するなど、思い思いに楽しんでいた。

 カフェの運営は、区とアラジンの職員のほか、講習を受けた地域のボランティアスタッフの方が担当。開設日時は、毎月第1と第3の木曜日、午後1時~4時。費用は、お茶とお菓子付きで1人100円。カフェでは、今後、健康相談などさまざまな企画を実施していく予定。
 区高齢者サービス課は「ぜひ多くの方にカフェを利用していだたき、地域とのつながりを感じてほしい」としている。

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新宿区 福祉部-地域包括ケア推進課
電話03-5273-4593