新宿区・伊那市カーボンオフセット事業オープニング・セレモニー

最終更新日:2009年6月1日

写真:集合写真
写真:調印する中山区長・小坂市長
写真:新宿の森看板の除幕
写真:間伐体験の様子
 今年度からスタートする新宿区(区長:中山弘子)と長野県伊那市(市長:小坂樫男)の連携によるカーボンオフセット事業のオープニングイベントを、5月30日、伊那市ますみヶ丘の市有林の中に開設した「新宿の森」で開催。区立市谷小学校の児童や保護者、区民、区内事業者約70名と伊那市の小学生、市民約100名が参加した。

 この事業は、新宿区が友好提携を結ぶ伊那市と昨年2月に締結した地球環境保全協定に基づき、伊那市長谷地区の市有林約280haのうち、毎年約30haずつ5年間に渡って間伐等の整備を実施していくもの。また、同市ますみヶ丘の市有林内の約0.4haを借り受け、「新宿の森」として区民・事業者等の自然とのふれあいや環境学習の事業に活用していく。

 午前11時30分から始まったセレモニーでは、「新宿の森」の前の式典会場で両区市長が「伊那市市有林整備実施に関する協定」「新宿の森の使用に係る協定」に調印。ともに手を携えて地球環境保全に向けて協力していくことを誓った。
 また、調印後、両区市長と両区市の小学生たちが「新宿の森」の看板の除幕式を行い、新宿区民の方のデザインを基に製作された看板のお披露目と同時に花火が打ち上げられると、歓声が上がった。続いて、両区市長が斧とのこぎりを持ち、共同作業により最初の間伐を行って式典を終了した。
 式典後、参加者は「新宿の森」に入り、地元NPOの指導を受けながら、のこぎりを手に間伐作業を体験した。チェーンソーを使って大きな木を伐倒する実演を見たり、自分で切った木をお土産にしたり、子どもも大人も初めての体験を楽しんでいた。

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