区立西戸山中学校が中学駅伝全国大会に出場します

　新宿区立西戸山中学校（校長：新藤久典）は、11月8日、板橋区立荒川戸田橋陸上競技場で開催された「第61回東京都中学校駅伝競走大会」男子の部で大会新記録で優勝した。

　走路は同競技場周辺の6区間・18キロ。当日は、競技が始まる前に雨も上がり、1区(井上珠也さん）、2区（廣田大輔さん）、3区（和田虹大さん）、4区（糸井洋人さん）、5区（山口壱平さん）、6区（坂元俊亮さん）が走り、58分23秒でゴール。2位に約50秒の大差をつけて優勝し、4区と6区では区間賞も受賞した。

　同校はスポーツを推進しており、区の陸上大会のための朝練習に多くの生徒が参加する中、今回のメンバーが育ってきた。現在は朝40分・放課後90分、週3日は長距離を中心に、週2日はスピード練習を実施。長距離では、近くの戸山公園の周回コースも利用している。生徒を指導する市村光雄教諭は、「みんな真面目に練習していることに加え、規則正しい生活や休養、食事に必要な栄養素、けがをしないように気をつけるなど、一人一人が日常生活での意識が高い」とチームが強い理由を話した。

　今後は12月7日（日）に関東大会（山梨県南アルプス市）、12月21日（日）には全国大会（山口県山口市）に出場する。東京23区内の中学校の全国大会出場は初めて。市村教諭は「ただ、全国大会に行くだけじゃ意味がない。行って勝負できる力を付けて行こう」とメンバーと話しているという。3年生でチームキャプテンの糸井洋人さんは「みんなでここまできたからには勝ちたい。入賞を目指します」と力強く話してくれた。.