新宿駅周辺で滞留者対策訓練を実施します

最終更新日:2008年10月16日

写真:新宿駅西口に集まった訓練参加者たち
 新宿駅周辺の事業者からなる協議会(新宿駅周辺滞留者対策訓練協議会)が中心となり、震災時における駅周辺滞留者対策を目的とした訓練を実施します。

1 訓練の目的
 大地震が発生した場合、交通機関の停止により新宿駅周辺は多くの滞留者で混乱し、多数の傷病者が発生する可能性がありますが、行政機関は膨大に発生する被害の全てに対応することは不可能になります。このため、平成19年度に新宿駅周辺滞留者対策訓練協議会を立ち上げ、新宿駅周辺の滞留者対策防災訓練を実施し、自助・共助・公助の役割分担による新宿ルール案を策定するなど、地震防災対策を推進しています。
 平成20年度は、地域協働による新宿駅周辺の滞留者対策・傷病者対応・学生ボランティア活動・地域情報の共有などを目的とした地震防災訓練を工学院大学の協力のもと実施し、新宿ルール案の推進と混乱防止対策の課題を浮き彫りにします。

2 訓練の内容
○主体:新宿駅周辺滞留者対策訓練協議会
○実施日時:平成20年10月22日(水) 午後1時30分~4時
○実施規模:約2,000名(予定)
○想定地震:実施日の午後1時30分に、都内で震度6弱以上の地震が発生
○規模:M7.3、 震源地:東京湾北部、 深さ:30~50㎞、 風速:15m/秒
○主な訓練:
(1)超高層ビルの発災対応型訓練・傷病者対応訓練(工学院大学新宿校舎)
(2)新宿駅西口地域本部の災害情報受発信訓練(工学院大学新宿校舎)
(3)滞留者・要援護者の避難誘導・受入れ訓練(西口地下広場、西口イベントコーナー、ファーストウェストビル前→工学院大、都庁議会棟1階→新宿中央公園)
(4)学生ボランティア活動・体験型訓練(新宿中央公園、都庁議会棟1階)
(5)新宿駅東口地域本部の図上演習訓練(新宿区役所)

3 訓練の特徴
(1)新宿駅周辺地域の特性を考慮した地域連携による訓練を行います。
(2)発災対応型訓練や傷病者・駅周辺滞留者の対応訓練など、実践的な訓練を行います。
(3)学生ボランティアなど地域の人材を活用した訓練を行います。

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電話 03-5273-4119