新宿区メニューコンクールを開催

最終更新日:2008年10月4日

写真:包丁を握る男の子と見守るお母さん
写真:完成した料理を前に審査を待つ女の子
写真:器に盛り付ける男の子
写真:真剣な表情で盛り付けをする中学生
 4日(土)、新宿区(区長:中山弘子)は、落合保健センター(下落合4-6-7)で、「新宿区メニューコンクール」を開催した。

 新宿区では、健康づくりの一環として食育を推進している。今回のコンクールは、食材との触れ合いや料理をつくる体験を通じて食を大切にする心を養い、健康的な食生活を身につけてもうことが目的で、区としては初めての試み。

 小学生以下の子どもと保護者が一緒に調理するファミリー部門と中学生部門の2部門で、お米を使ったアイデア料理を募集。ファミリー部門約40件、中学生部門約100件の応募があり、書類審査で選ばれた各部門4作品が今日の試食審査に臨んだ。

 親子の息の合ったやりとりで調理を進めていたファミリー部門では、小麦粉の代わりに米粉を使った作品や自家製の野菜を利用して考えられた作品など、家族の健康を考えて工夫された作品が目立った。中学生部門の参加者は、食材の確認から盛り付けまでをすべて一人で担当。調理の手際の良さにサポートする栄養士も驚いていた。また、両部門とも、審査員の試食の際には、さまざまなアイデアが詰まった作品を上手にアピールしていた。

 今回の作品は、区健康づくり行動計画推進協議会委員などからなる審査会で審査され、優秀作品は今後区のホームページで紹介するほか、11月2日(日)に行われる「新宿 食育とエコの祭」(四谷地域センターで開催)で発表・表彰される。区の担当者は「コンクールを通じて食生活の大切さを考え、健康づくりに役立ててもらいたい」と話している。

本ページに関するお問い合わせ

新宿区 健康部-健康政策課
地域保健係 電話 03-5273-3494