新宿区総合防災訓練を実施

最終更新日:2008年9月7日

写真:放水訓練
写真:AEDの使用方法を聞く参加者
写真:訓練用消火器で火(的)を消す参加者
写真:起震車で地震体験をする参加者
 新宿区(区長:中山弘子)は、今日午前9時から区内3会場(四谷第六小学校、鶴巻小学校、戸塚第二小学校)で総合防災訓練を実施した。地域住民や関係機関、ボランティアなど約800人が参加し、約2時間の訓練を行った。

 戸塚第二小学校(高田馬場1-25-21)では300人以上が参加。3つの班に分かれて訓練を開始した。参加者は、東京ガスや東京都水道局などの展示を見学、初期消火訓練や起震車による地震体験訓練を行ったほか、AED(自動体外式除細動器)の使い方やトリアージ(傷病者の治療優先順位決定)など、災害時の医療救護について説明を受けた。その後行われた総合消防演技では、参加者全員が見学する中、新宿消防署や新宿消防団、東京消防ボランティアなどが救出救護訓練や放水訓練を行った。

 閉会式では、中山区長が「わたしたちは地震が起きることを止めることはできませんが、被害を少なくすることはできます。関係機関とともに、地域ぐるみで災害に強いまちにしていきましょう」と述べた。また新宿消防署の野原英司署長は、講評として「地域の特性に合った対策が必要であり、今日のような訓練から地域の力を合わせることが重要です」と述べ、訓練を締めくくった。

 訓練終了後、災害時協定を結んでいる長野県伊那市から、運用訓練として届けられた支援物資(トマトやキュウリなど)が参加者に配られた。

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