ファミリー音・楽・館~オーケストラと遊ぼう

最終更新日:2008年8月6日

写真:白衣の研究者(中川賢一さん)の話を熱心に聴く参加者
写真:笑顔でチェロを弾く男の子
写真:テューバを吹く女の子
写真:クラリネットを演奏する子どもたち
 今日6日、新宿区(区長:中山弘子)は、「ファミリー音・楽・館~オーケストラと遊ぼう」を、新宿文化センター(新宿6-14-1)で開催した。

 この催しは、子どもから大人まで幅広い年代の方に音楽や楽器に慣れ親しんでもらおうと、新宿区を本拠に活動している東京フィルハーモニー交響楽団の協力を得て、今年初めて開催したもの。午前の部と午後の部合わせて約140名の親子連れが集まった。

 今回の催しは、「オーケストラの楽器体験」と「ピアノを使った楽しいアナリーゼ(曲の仕組みなどの解説)」の2本立て。
 楽器体験では、バイオリンやトランペットといったおなじみの楽器から、コントラバス・テューバ・オーボエなどの普段は触れる機会の少ない楽器まで15種類の楽器が登場子どもたちは楽団員から楽器の扱い方を教わりながら、実際に音を出す体験をした。体験を終えた子どもたちは、「難しかったけど音が出てうれしかった」「いろんな楽器が弾けて楽しかった」と楽しそうに話してくれた。

 続いて行われた「ピアノを使った楽しいアナリーゼ」では、研究者に扮したピアニストの中川賢一さんが、モーツァルトの曲についてユーモアたっぷりに解説。ヨーロッパの国々を旅したモーツァルトが、ドイツやフランスなど各国の音楽の影響を受けていることを、ピアノを演奏しながら説明した。参加者は、国によって異なる音楽の特徴を感じ取ろうと、熱心に耳を傾けていた。

 区では10月から、同楽団の指導による音楽教室(修了者は同楽団のコンサートに出演予定)を開催する予定。区文化観光国際課では「今後も、たくさんの方に音楽に触れてもらえる機会を作っていきたい」としている。

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