「できること」からエコの環を広げよう!~エコギャラリー新宿4周年記念イベントを開催~

最終更新日:2008年6月7日

写真:多くの親子連れが来場した館内
写真:カブトムシの幼虫が入った飼育箱をのぞきこむ親子連れ
写真:エコギャラリー新宿マスコットキャラクターの「エコ王子」
 今日7日、エコギャラリー新宿開設4周年記念イベント「『できること』からエコの環(わ)を広げよう!」が、同施設(西新宿2-11-4)で行われた。

 エコギャラリー新宿は、環境学習情報センターと区民ギャラリーの複合施設として平成16年にオープン。「環境活動の拠点」「文化振興の拠点」「区民・事業者・学校・行政などの協働と連携の拠点」としての役割を担い、指定管理者のNPO法人新宿環境活動ネットが管理運営を行っている。

 恒例となった記念イベントは、多くの区民・団体・企業の方との協働と連携で開催されている。今年は、エコバッグ作りなどの工作や自然観察などの体験のほか、エコライフの実践についての講演会などさまざまな催しが企画され、この日一日で約450名が訪れた。

 午前10時に始まったオープニングセレモニーでは、崎田裕子同法人代表理事があいさつし、「今日のイベントを、たくさんの方の交流のきっかけにしてほしいと思います。そして、普段の暮らしで生かせることを、みんなで広げていきましょう」と環境に配慮した取り組みへの協力を呼び掛けた。セレモニーでは、阿波踊りや手話コーラスも披露され、会場を盛り上げていた。
 イベントが始まると、環境すごろくやソーラーカー作りなどのコーナーで、ゲームや工作に夢中になる子どもたちの姿も。館内は、子どもたちの楽しげな声であふれていた。

 正午からはカブトムシの幼虫の配布を開始。群馬県桐生市から運ばれて来たという幼虫の中には、大人の親指以上の太さがある大きなものも。列の先頭で真っ先に受け取った男の子は「大きくて元気に育ってほしい」とうれしそうに話してくれた。

 主催するエコギャラリー新宿の御所窪和子センター長は「年々、たくさんの団体や企業・区民の方・学校との連携が広がって、活動の幅も広がっています。5年目を迎えた今年も、楽しい催しをたくさん準備しているので、ぜひ多くの方に訪れてほしいです」と話していた。

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