地域福祉の中核を担う「新宿けやき園」オープン

最終更新日:2008年5月24日

写真:けやき園外観
写真:新宿けやき園正面入口
写真:竣工式会場を後方から見る
 今日24日、新宿区(区長:中山弘子)は、「新宿けやき園」(百人町4-5-1)の竣工式を行った。新宿けやき園は、介護が必要な高齢者の方を対象とした「特別養護老人ホーム」と、身体に障害のある方を対象とした「障害者入所支援施設」の複合施設で、6月1日にオープンする。公募で選ばれた社会福祉法人邦友会が運営する。

 今日の竣工式には、地元の町会や民生委員の方も含め約170名が出席した。中山区長は「この施設が、高齢者や障害者の方にとって、住み慣れた地域で暮らし続けるための拠点となることを期待しています」と祝辞を述べた。

 3~6階の特別養護老人ホームは、区内では初めて、すべての部屋を個室とし、10名単位のユニットごとに介護を提供する。入所定員は100名。入浴・排せつ・食事等の介護や機能訓練、健康管理等を通して、入所者が自立した日常生活を営むことを支援するほか、地域や家庭との結びつきを重視して運営する。ショートステイや認知症対応型デイサービスも行う。
 2階の障害者入所支援施設は、区内で初めての入所支援施設。住み慣れた地域で、周囲とのコミュニケーションを大切にしながら暮らし続けられるように、「個別支援」「社会参加支援」「自立支援」などを通して総合的に支援する。日中の生活介護や短期入所も行う。

 区では、都心部にありながら緑に囲まれた新宿けやき園が、地域に根ざした入所施設として今後の地域福祉の核となり、地域福祉サービスの向上につながることを期待している。

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新宿けやき園 電話 03-3367-1601