家族みんなで楽しむ芸術体験 ~「芸術体験ひろば」を開催~

最終更新日:2008年5月5日

写真:大盛況のケーナ(南米発祥の楽器)作り体験
写真:校庭にはたくさんのこいのぼりが泳ぐ
写真:人形劇「赤ずきんちゃん」を鑑賞する子どもたち
写真:封筒でこいのぼりを作る男の子
 本日5日、芸能花伝舎(西新宿6-12-30)で、さまざまな芸能の鑑賞や体験ができる催し「芸術体験ひろば」が開催された。主催は新宿区(区長:中山弘子)と芸能花伝舎。

 芸能花伝舎は、区と社団法人日本芸能実演家団体協議会(芸団協)が締結した文化芸術の振興に関する協定に基づき、旧新宿区立淀橋第三小学校の校舎を活用して開設した施設。芸団協が運営し、舞台の稽古や撮影に利用されているほか、芸能関連団体の事務所や新国立劇場の演劇研修所も入居している。

 「芸術体験ひろば」は、主に子どもを対象にさまざまな芸術体験の機会を提供する催しとして平成17年から開催している。4回目となる今年は、音楽・人形劇・マジックショーなど11の鑑賞プログラムと、日本舞踊・バレエ・マジック・楽器の演奏など19の体験プログラムが用意され、区内外から1,000人以上の親子連れが参加した。

 11時から始まった人形劇「あかずきんちゃん」では、愛嬌のあるオオカミとおしゃまな赤ずきんちゃんが登場。おなじみのストーリーとは少し違う2人(?)の絶妙な掛け合いに、子どもたちの笑い声が響いていた。
 別の部屋では身近な物を使ったマジック体験が行われ、参加した6歳の男の子は「少し難しくてお母さんに手伝ってもらったけど、うまくできて楽しかった」と満足げに話してくれた。
 このほか、体育館では参加自由の体験コーナーが設けられ、ペットボトルを使った空気砲作りや、封筒を使った人形作りなどの工作に、子どもたちが真剣な表情で取り組んでいた。

 今年の芸術体験ひろばでは、殺陣演武や桂歌丸さん出演の落語会など、大人も楽しめるプログラムも行われ、家族みんなで楽しく過ごせる催しとなった。また、校庭には地元町会による模擬店も出店され、たくさんの家族連れがゴールデンウィークのひとときを楽しんだ。

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