新宿文化センターがリニューアルオープン

最終更新日:2008年3月15日

写真:新宿文化センター・外観
写真:新宿文化センター・ホワイエ
写真:新宿文化センター・大ホール客席
 3月15日土曜日、新宿区(区長:中山弘子)は、新宿文化センターのリニューアルオープンを記念したイベントを行った。

 新宿文化センターは、昭和47年に区成立25周年を記念し、都電大久保車庫の跡地(東大久保1-33、現=新宿6-14-1)に建設が計画され、昭和54年4月にオープンした。同センターは、優れた臨場感が得られる大ホール(1802人収容)、小ホール、リハーサル室のほか、展示室や5つの会議室を備えるなど、イベント以外にも様々な目的に利用され、これまでも多くの区民に親しまれてきた。

 今回のリニューアル工事は、平成19年3月から約1年をかけて実施。電気設備交換や壁面・屋上の改修、アスベスト除去などの大規模修繕を行ったほか、トイレの改修や車椅子対応席の増加、照明の増設など接客設備の向上もあわせて実施した。

 新宿区における文化・芸術の核として更に魅力を高めた新宿文化センターでは、リニューアル記念事業として、4月25日から5月4日まで「ミュージカル『火の鳥 ~鳳凰編』」(新宿区・わらび座共同制作)を上演する。

 今日の記念イベント第1部のオープニング・セレモニーは、ワーグナー作曲・楽劇『ニュルンベルクのマイスタージンガー』第3幕への前奏曲(パイプオルガン:高橋博子)で荘厳にスタート。続いて、新宿区少年少女合唱団と落合少年少女合唱団による『大新宿区のうた』などが披露され、式典に華を添えた。
 第2部は、「名作狂言の会」。京都・大蔵流の名門、茂山千五郎家の演者たちによる『末広かり』『千鳥』などの演目を、招待された新宿区民ら約1500人が楽しんだ。


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