こども作文コンクール表彰式が開催されました

最終更新日:2008年3月12日

写真:表彰者全員で記念撮影
写真:中山区長と区長賞受賞の2人
写真:中山区長から表彰を受ける
写真:中山区長から表彰を受ける
 本日12日(水)午後4時から、新宿コズミックセンター(大久保3-1-2)で、「第1回こども作文コンクール表彰式」が行われた。
 これは、「文字・活字文化の日」を記念して、新宿区印刷・製本関連団体協議会(幹事長:笠井康弘)が主催、新宿区等の後援で実施したもの。

 平成17年7月の「文字・活字文化振興法」の施行に伴い、10月27日が「文字・活字文化の日」と定められた。文字・活字を扱う印刷・製本関連業は新宿区に集中しており、新宿区の地場産業の団体として、同協議会が「文字・活字文化の日」のPRや子どもたちへの文字活字文化の推進を図る等の目的により企画したものである。

 新宿区内の小学3~6年生を対象に作文を募集。第1回のテーマは「働く人・地域の仕事・父母の仕事」として、19年12月~20年1月21日にかけて募集したところ、2,073通の応募があった。

 近くの畳店で働く人、葬儀の仕事が亡くなった方の家族から感謝される仕事だということや学校の先生が授業の用意や父母からの電話対応など人に見えない仕事をしていることなど、働く大人たちに話を聞いて仕事によって得られる喜び・誇りを理解し、子どもの目線での観察・分析、父母の働く姿やさまざまな働く人との対話の様子など、感動の作品が多数寄せられた。
 そのようなたくさんの作品の中、第1次選考・最終選考を経て、区長賞(2名)、教育委員長賞(4名)、新宿区印刷・製本関連団体協議会賞(24名)、優秀賞(35名)、佳作(163名)を決定した。

 本日の表彰式では、区長賞、教育委員長賞、新宿区印刷・製本関連団体協議会賞の計32名に賞状が授与され、あいさつした中山弘子区長は「私もみなさんの作品を読んで胸を打つ作品でした。「文字の力」は本当にすばらしいですね」と受賞した子どもたちに感謝の意を述べた。
 今回の入賞作品は冊子として作成し、区立図書館9館で読めるようにする予定である。

 同協議会の副幹事長の加藤仁さんは、「このコンクールは今後も続ける予定です。新宿区から「文字・活字文化振興」が全国的に広がっていくことを願っています」と語っていた。

本ページに関するお問い合わせ

新宿区 総合政策部-区政情報課
電話 03-5273-4046