定住意向「新宿にずっと住み続けたい」が過去最高に ~19年度区民意識調査結果まとまる

最終更新日:2008年2月4日

 新宿区(区長:中山弘子)は、区の重要課題に対する区民の意識・要望を把握し、今後の区政に反映させるため、区民意識調査を実施しその結果をまとめた。

 調査は、新宿区在住の満20歳以上から満80歳未満の男女個人2,500人(住民基本台帳から無作為抽出)を対象に、郵送により実施。調査期間は19年7月18日から8月6日で、1,140人(有効回収率45.6%)から回答を得た。
 今回は、「定住性」「区政への関心」「区政への要望」といった例年調査している6項目のほか、特集調査項目として「一人暮らし高齢者」や「認知症」「路上喫煙対策」「緑化の推進」など7項目、計13項目についての意識を調査した。

≪主な調査結果≫
■定住意向
  新宿に「ずっと住み続けたい」(65.8%)と「住み続けたいが、転出しなければならない」(8.6%)を合わせた『定住意向』が7割台半ば近く(74.4%)。「ずっと住み続けたい」の割合は、この設問を開始した平成5年以降で最も高くなった。
■一人暮らし高齢者
  隣近所に一人暮らし高齢者の方がいるかどうかについては、「いる」が46.0%、「いない」が9.6%で、「分からない」が42.2%を占めた。「いる」と答えた方に付き合いの程度を尋ねたところ、「普段からなんでも相談し助け合える」(9.0%)と「なにか困ったときに相談し助け合える」(16.0%)を合わせた『付き合いあり』が2割台半ば(25.0%)、「時々顔を合わせるのみ」(9.4%)と「付き合いはない」(9.4%)を合わせた『付き合いなし』は2割近く(18.8%)となった。
■路上喫煙対策
  喫煙スポットを除く区内全域の道路で喫煙を禁止していることの認知度は、「知っている」が約8割(80.8%)を占めた。また、喫煙スポットの数については、「増やしたほうがよい」が喫煙者では52.3%、非喫煙者では22.3%と、その意識に大きな差が見られた。

 新宿区は、19年12月に新たな基本構想と総合計画を策定し、めざすまちの姿を「『新宿力』で創造する、やすらぎとにぎわいのまち」と定めた。区では、今回の調査結果を活用しながら、めざすまちの姿の実現に向けてさまざまな取り組みを進めたいと考えている。
 報告書は、2月5日(火)から区政情報課・区政情報センター・区立図書館・区ホームページで閲覧できる。また、報告書の要約版を区政情報課・区政情報センター・特別出張所で配布する。

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