中学生の職場体験発表会「学校・家庭・地域の連携によるキャリア教育の推進」

　2月2日（土）午後1時～3時20分、区教育委員会（教育長：金子良江）は、牛込箪笥区民ホール（箪笥町15）で、中学生の職場体験発表会を行う。

　現在、子ども達を取り巻く社会環境は大きく変化しており、社会生活における実体験の減少や規範意識の低下、フリーター・ニートの増加等が指摘されている。
　そのため、児童・生徒一人一人に望ましい勤労観・職業観および職業に関する知識や技能を身に付けさせるとともに、自己の個性や適性を理解し、主体的に進路を選択する能力や態度を育てる「キャリア教育」を推進することが大切になっている。

　区教育委員会では、このような資質や能力を育成するため中学生の職場体験事業を実施しており、今回は、職場体験事業の具体的な取り組みを紹介し、「キャリア教育」へのより一層の理解を得るため、職場体験発表会を開催する。
発表会では、実際に体験活動をした区立中学校生徒や受入事業所の方等、職場体験事業に関わるさまざまな立場からの発表とシンポジウムを行う予定である。

＜内容＞
●報告　「新宿区立中学校の職場体験の現状」
　新宿区教育委員会　指導主事
●発表　「学校の取り組み」
　発表者：区立中学校生徒、スクール・コーディネーター、受入事業所「新宿税務署」の方
●シンポジウム　「学校・家庭・地域の連携による職場体験」
　シンポジスト：区立中学校生徒、保護者、スクール・コーディネーター、受入事業所「新倉商店」の方