新宿中央公園で「秋を探そう」

最終更新日:2007年11月28日

写真:ミニコンサート客席は落ち葉のじゅうたん
写真:ガイドの案内で園内を散策する参加者
写真:落ち葉を拾う子ども
写真:非常食のごはんを食べる子どもたち
 今日11月28日、新宿中央公園(西新宿2-11)で、「秋を探そう中央公園! ~見て、聴いて、味わおう!~」が行われた。

 新宿中央公園は、かつて淀橋浄水場であった場所に昭和43年に都立公園として開園。昭和50年に新宿区に移管され現在に至る。広さは区立公園としては最大の88,000平方メートル。

 このイベントは、「都会のオアシス」として親しまれているこの公園をよく知る地域のメンバー(新宿駅周辺地区協議会と新宿中央公園を守る会)が主催。自らがガイドとなって、これまであまり知られていなかった中央公園の一面を楽しく紹介しようと昨年から行っているもの。

 今日はあいにくの曇り空となったが、区の広報紙などを見た35人が参加。
 ガイドの案内で「銀世界のウメ」や「写真工業発祥の地の碑」の説明を聞きながら、木々が色づき始めた園内を散策。子どもたちは、色とりどりの落ち葉を集めては、大事そうにしまっていた。
 昼食には、非常食アルファ米を試食。温かいなめこ汁も振る舞われ、「おいしい。体が温まります」と好評だった。

 昼食後は「ランチタイム・ミニ・コンサート」を用意。
 コンサート会場客席は、なんと「落ち葉のじゅうたん」。これは公園職員が園内の落ち葉を集めて敷き詰めた、今日だけの特別仕様。フカフカのじゅうたんに子供たちは大喜びで、落ち葉の中で寝転がったり、落ち葉をかけあったりしていた。

 コンサートは、芸団協の協力でソプラノ歌手、アコーディオン、クラリネットからなる「トリオ・ユニオン」が演奏。およそ30分間の小さなコンサートに園内を通る人も足を止め、多いときには約100人の観客が心温まる音楽に聴き入った。

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