区役所通りがキラめく冬 ～イルミネーションが歌舞伎町を彩る

　今日19日から来年1月31日までの約2か月間、区役所通り（新宿区役所前）がイルミネーションで飾りつけられ、光の演出が行われる（主催：ＮＰＯ新宿歌舞伎町区役所通り3Ａの会）。

　発光ダイオード（白色ＬＥＤ）のイルミネーション10万個を、歌舞伎町1丁目・2丁目約600ｍにわたり街路樹約90本に取り付けて通りを明るく照らすもので、昨年に続き2回目。期間中毎日、午後4時30分から翌朝まで点灯する。

　イルミネーションは、歌舞伎町を誰もが安心して楽しめるまちへと再生する取り組み「歌舞伎町ルネッサンス」が企画するウィンターフェスタの一環で、新宿区と東京商工会議所新宿支部が後援する。

　今日は、点灯式が新宿区役所前（歌舞伎町1－4－1）で行われた。デキシーパラダイス（デキシーランドジャズバンド）のムードあふれる演奏で幕を開けたセレモニーでは、中山弘子新宿区長が「イルミネーションの光で、まちは優しい雰囲気になります。安全安心でたくさんの方に愛される歌舞伎町を、皆さんとともにつくっていきます」とあいさつ。

　「5、4、3、2、1、ＧＯ！」とカウントダウンをして、イルミネーションが一斉に点灯されると、冬の訪れを感じさせる冷たい空気の中、青く輝く光が通りをキラキラと包んだ。道行く人も、ジャズの調べが流れる通りでイルミネーションを見上げながら、手や足でリズムをとったり写真を撮るなどして楽しんでいた。

　区役所通りを明るく彩ることで、「安心・明るく・歩きやすい」歌舞伎町のイメージを発信してまちの安全・安心をアピールするとともに、歌舞伎町の活性化につながればと、区や地元の商店街、町会は期待を寄せている。