楽しく交通ルールを学ぼう! 自転車安全走行イベントを開催

最終更新日:2007年11月11日

写真:スピードチャレンジサイクルに挑戦する子ども
写真:ちっちゃリンコで遊ぶ子ども
写真:自転車を点検する
 11月11日(日)、落合第一地域センター(下落合4-6-7)で、「自転車安全走行イベント」が開催された。この催しは、地域の人々や子どもたちに自転車の正しい乗り方を楽しく学んでもらおうと、落合第一地区協議会が開催したもの。

 イベントは午後1時にスタート。「あそびの広場」では、床に固定された自転車をこいでスピードを競う「スピードチャレンジサイクル」や、小型の自転車を使った「ちっちゃリンコ」など楽しく遊べるコーナーが設けられ、思い思いに催しを楽しむ親子連れの姿が目立った。
 また、会場では地元の自転車店の協力による無料自転車点検も実施された。

 午後2時からは「楽しさは安全から…自転車が地球を救う!かもしれない」と題して、NPO法人自転車活用推進研究会代表の小林成基さんによる講演会が行われた。
 小林さんは、「日本で自転車と歩行者の事故が多いのは、自転車が車道を走れないから。車社会を見直して、子どもからお年寄りまでが歩道を安全に歩けるようにするために、みんなで声を上げていくことが大切です」と、自転車をめぐる課題についてわかりやすく説明。
 集まった来場者は小林さんの話に熱心に耳を傾けていた。

 同協議会では、自転車のマナーの向上に取り組むためのプロジェクトチームを立ち上げており、今年の7月と10月には「無灯火の防止啓発キャンペーン」を実施。
 同協議会の栗原明美さんは「自転車は便利で環境にやさしい乗り物。私たちの活動をきっかけに、自転車に乗るときのマナーを再確認して、事故のないように自転車を使ってほしい」と話してくれた。

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