みんなでつくる「榎町地域センターまつり」

最終更新日:2007年10月28日

写真:鶴巻小学校児童による太鼓演奏
写真:榎町児童センターの子どもたちのジャズダンス
写真:昔の遊び・今の遊びコーナーでこま遊びをする子どもたち
 10月28日(日)午前10時~午後4時、榎町地域センター(早稲田町85)で「榎町地域センターまつり」が、同センター管理運営委員会主催で開催された。
 当日は、前夜までの台風による風雨が止んで、さわやかな秋晴れに恵まれた。このまつりは今回で5回目を迎える。

 オープニングに挨拶に立った、同運営委員会会長の岡戸和夫さんは、「地域文化の創造と発展を担うのが地域センターの仕事です。皆さんには今日一日楽しんでいただき、地域センターを身近に感じていただけたらと思います。」と話した。

 また、同じくオープニングで、中山弘子新宿区長が「皆さんが地域の記憶や文化を大切にしていらっしゃることがよくわかります。これからも、皆さんの暮らしやすさやまちの継続した発展を図っていきたいと思います。そのためにも交流は大切です。こうしたおまつりは人と人とをつなぐ交流の原点だと思います。」と挨拶した。

 地下1階から4階まで、地域の方による模擬店・ゲームコーナー・ごみ減量クイズコーナー・お茶席・舞台発表等をはじめ、友好提携都市の長野県伊那市の物産展、起震車体験・防災グッズの展示・選挙啓発等区のコーナーなどさまざまなブースが設けられ、地域センターは訪れた大勢の方で賑わっていた。

 また、この榎町地域は、夏目漱石が晩年を過ごした漱石山房のあったところである。2階には、漱石生誕140年の事業を数多く企画・運営している「漱石山房を考える会」の活動を紹介したコーナーや、漱石公園のリニューアルの様子などをパネルにして展示したPRコーナーもあり人々が訪れていた。

 お母さんと一緒に来ていた小学生の女の子は、「自分でプレートを作るコーナーが楽しかった。ジャズダンスにも出たの。すごく緊張したけど、みんなに見てもらえてよかったです。」と話してくれた。

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