第2回新宿まち歩きツアー・神楽坂

最終更新日:2007年10月20日

写真:フェスタで賑わう神楽坂通りを歩く
写真:かくれんぼ横丁の石畳を歩く
写真:スケッチブックの向こうには観光をする人や写真を撮る人も
 晴天に恵まれた今日20日、新宿区(区長:中山弘子)は、「第2回新宿まち歩きツアー・粋なまち神楽坂を歩く」を実施した。

 「新宿まち歩きツアー」は、新宿の隠れた観光スポットを紹介、その素晴らしさを感じてもらい、地域の情報発信者をプロデュースしようと区が今年度から始めたもの。5月25日に実施し、好評を博した「落合と染の里を訪ねて」に続く第2回は、人気の観光スポット「粋なまち・神楽坂」。案内役は、地元神楽坂のガイドと区の職員。

 区広報紙などを見て応募した10代から80代の28名(男性10名/女性18名、区内在住22名/区外在住6名)が参加した。

 午後1時に善國寺毘沙門天(神楽坂5-36)に集合した一行は、4グループに分かれて神楽坂見番、かくれんぼ横丁、光照寺、芸者新道など約3時間の「まち歩き」を楽しんだ。

 区内大久保に住む女性は「来たのは初めてではないけど、もっと詳しく知りたいと思いました」と、参加を申し込んだ。「神楽坂に幕府の天文台があったなんて。ガイドさんの説明がなければ通り過ぎてしまいます」と話してくれた。

 「神楽坂まち飛びフェスタ2007」の開催期間中(10月20日~11月4日)ということもあり、大勢の観光客で賑わっていたが、ツアー参加者の目を引いたのは、路上でスケッチをする人の多いこと。
 これは、フェスタのイベントのひとつ「神楽坂まちなみスケッチ会」が、今日の午前から行われていたため。ツアー参加者は、細い路地のあちこちで色鮮やかな水彩画を鑑賞するという幸運にも恵まれた。

 参加者は、この日の感想や地域のおすすめ情報を、新宿区ホームページ内の「電子会議室」へ書き込むという"情報発信者"としての役割も担っている。なお、電子会議室への書き込みは、ツアー参加者以外でも可能。

 区の担当者は、「神楽坂は人気の観光スポットだが、まだまだ知られていない部分も多い。このツアーを通じて新たな魅力を感じてもらい、1人でも多くの"地域の情報発信者"を増やしていきたい」と話している。

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