文化財に触れる貴重な体験

最終更新日:2007年10月20日

写真:学芸員から埋蔵物の解説を受ける参加者
写真:遺物の接着作業を体験
写真:遺物の接着作業を体験
 10月20日(土)午前10時から、新宿区教育委員会(教育長:金子良江)は、文化財事務所(西新宿4-35-28)で「文化財事務所の公開と出土品整理作業の体験」講座を実施した。

 この講座は、文化財ウイークの一環として、発掘後の埋蔵文化財等の整理の手順や様子を区民の方に知ってもらうために開催したもの。

 当日は、事前の公募で申し込んだ7名の方が参加した。まず、区内に現在 150もの遺跡が確認されていることなど、新宿区の遺跡の発掘状況の解説を受けた後、文化財事務所を見学した。事務所内に保存されている甕棺(かめかん)をはじめ茶碗や土器などの遺物のほか、報告書用の実測図をとるための機械などを見て回った。
 その後、茶碗や香炉など実際に発掘された遺物の接合作業と拓本を採る作業を体験した。

 実物を手にした参加者は、最初「壊さないようにしないと・・・」と、やや緊張気味だったが、学芸委員から作業手順の説明を受けて、熱心に取り組んでいた。

 参加者の女性は、「学生時代に発掘に参加したことがありました。博物館で解説ボランティアをやっていたこともあります。また、いつかやりたいので勉強のために申込みました。久しぶりに実物に触れることができてよい体験になりました。」と話してくれた。

 また、親子で来ていた女性は、「面白そうなので娘を誘って参加しました。このような経験は初めてで、とても楽しいです。縄文土器は博物館にしかないですからね、本物で拓本を採らせてもらえるのはこの講座ならではの体験ですね。」と、貴重な体験に心からわくわくしている様子だった。

 参加者は、最後、自分で採った泥面子などの拓本を紙に貼って、ラミネート加工のしおりにして持ち帰った。

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