地域の力でにぎやかな夏のひとときを ～西落合納涼盆踊り

　8月18日（土）と19日（日）、西落合町会主催の「西落合納涼盆踊り」が、西落合少年野球場（西落合2－19）で開催された。この盆踊りは今年で7回目。2日間で3，000人を超える人々が参加し、会場は地元の子どもたちや家族連れでにぎわった。

　初日の18日は曇り空。前日までは連日の猛暑だったが、この日は涼しく過ごしやすい一日となった。開場すると、待ちかねたように浴衣姿の家族連れや子どものグループなどが次々に来場し、盆踊りの始まりを告げる花火が上がると、来場者からは大きな歓声が上がった。そして、音楽が始まると、大人も子どもも踊りの輪に入って盆踊りを楽しんでいた。
　今年は盆踊りの合間に舞踊集団菊の会による祝い太鼓の演奏があり、祭りをさらに盛り上げていた。

　この西落合納涼盆踊りでは、焼きそばやかき氷、射的などすべての模擬店が、地元の町会やＰＴＡ、企業などのボランティアによるもの。子どもたちにたくさん楽しんでもらおうと、どのお店も100円前後で楽しめるようになっており、射的やヨーヨーすくいなどの模擬店では、たくさんの子どもたちがお土産を持ち帰ろうと真剣な表情で挑戦していた。

　この盆踊りの実施に当たっては、西落合町会を始め、商店会、ＰＴＡ、地元企業などが実行委員会を構成し、120人以上の地域の人々がお祭りの運営に携わっているという。西落合町会の熊谷会長は「準備などではいろいろと苦労もありますが、子どもたちにふるさとの思い出を作ってあげたいという思いで頑張っています。年々参加者が増えているのがうれしいですね」と話してくれた。