みんなが安心して暮らせる美しいまちに 建築ふれあいフェア2007を開催

最終更新日:2007年7月19日

写真:建築ふれあいフェア2007
写真:建築ふれあいフェア2007
 新宿区(区長:中山弘子)は、今日19日(木)から、新宿駅西口広場イベントコーナーで「建築ふれあいフェア2007」を開催している。21日(土)までの午前10時~午後7時(21日は午後4時まで)。入場無料。

 社団法人東京都建築士事務所協会との共催で、今年で3回目。
 東海地震などの巨大地震や首都直下型地震の発生が懸念される中、区では、減災社会の実現を目指した取り組みを進めており、今回は、防災やまちづくりの手法など「安全安心なまちづくり」に関する展示や、耐震化支援事業の紹介をしている。区立小学校の児童が、「好きな建築や街並み」をテーマに描いた絵画100点の展示もある。

 また、同協会では、専門家による無料建築相談や街並み写真のパネル展示などを企画。20日(金)には、午後3時から「安心して家を建てるには」、午後5時から「建て替えをしなくても安心して住める家~耐震補強の実例」をテーマにしたセミナーも行われる。

 今日のオープニングには、中山区長、金子良江区教育長も出席。
 中山区長は、「にぎわいも暮らしやすさもあるまちづくりには、区民と行政だけでなく、専門家集団との協働・連携も不可欠」と、今後のまちづくりにかける期待を述べた。

 今週月曜日には新潟県中越沖地震が発生し、古い木造家屋の倒壊など大きな被害が出たばかり。区では、建築物の耐震診断、耐震補強工事に必要な費用の一部助成や、区内を巡回しての「安全安心・建築なんでも相談会」を実施しているが、「こうしたイベントを機会に一人一人が自分自身の問題として防災・減災を考え、行動につなげてもらえば」と、多数の来場を呼び掛けている。

本ページに関するお問い合わせ

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電話:03-5273-4046
新宿区建築課建築企画係(5273)3732
社団法人東京都建築士事務所協会(5339)8288