平成20年4月 新宿に「よしもと」移転
吉本興業東京本部の新宿移転を発表

最終更新日:2007年7月6日

写真:吉本興業東京本部 完成イメージ図
写真:会見で話す中山区長
写真:左から新村雅彦喜兵衛プロジェクト代表、中山区長、吉野伊佐男吉本興業(株)代表取締役社長
 新宿区(区長:中山弘子)と吉本興業(株)は、今日6日(金)、吉本興業(株)東京本部および企画制作関連会社の、旧新宿区立四谷第五小学校(新宿5―18―21)への移転を記者発表した。

 区では、誰もが安心して楽しめるまちへと歌舞伎町を再生する歌舞伎町ルネッサンス事業の一環として、まちの創始者にちなんだ「喜兵衛プロジェクト」により、歌舞伎町を大衆文化の発信拠点としていくための事業者誘致を行ってきた。

 今回の移転は、インターネット放送局・新宿放送局の歌舞伎町開局に続くプロジェクトの第2号。新宿区がプロジェクトからの提案を受け、歌舞伎町からの新たな文化の創造と発信につながり、歌舞伎町ルネッサンスの大きな原動力になると判断したことから実現したもの。
 区は吉本興業(株)と「大衆文化の振興等に関する協定書」を締結し、昭和初期のモダニズム建築の傑作とも言われる旧四谷第五小学校を、10年契約で貸し出す。

 今日の会見には、中山区長、吉野伊佐男吉本興業(株)代表取締役社長、新村雅彦喜兵衛プロジェクト代表が出席。
 中山区長は、「新宿は、多様性や懐の深さを持ったまち。まちの持続的な発展は、楽しさや文化あってこそと考えている。今回、歌舞伎町に隣接する旧四谷第五小学校に吉本興業(株)東京本部が移転するということで、この新宿が大衆文化・娯楽の一大拠点として新たな文化を創造し、それを世界に向けて発信していくことを夢見ながらワクワクしている」と述べ、「幅広いエンターテインメント企業である吉本興業は、歌舞伎町や区全体にとっても、新しい文化と創造のまちづくりの最強の担い手」と、大きな期待を寄せている。

本ページに関するお問い合わせ

新宿区 総合政策部-区政情報課
電話:03-5273-4064