新宿の隠れた魅力を発見しよう 「まち歩きツアー」であなたも情報発信！

　新宿区（区長：中山弘子）は、今日5月25日午後1時から「第1回新宿まち歩きツアー・落合と染の里を訪ねて」を実施した。
　「新宿まち歩きツアー」は、新宿の隠れた観光スポットを紹介、その素晴らしさを感じてもらい、地域の情報発信者をプロデュースしようと区が企画したもの。今回の案内役は、東京シティガイドクラブのガイドと区の職員。「まち歩き」の地域は、伝統とにぎわいが同居するまち「落合」。

　あいにくの雨模様となった今日、区広報紙などを見て応募した50代から70代の7名が参加した（区内在住6名、区外在住1名）。
　午後1時に西武新宿線中井駅に集合した一行は、中井の商店街や、染の里二葉苑での染め物体験、林芙美子記念館など約3時間の「まち歩き」を楽しんだ。
　区内市谷柳町から来たという女性は「今日のツアーでは、1人ではなかなかできない体験をさせてもらえました。特に、染の里二葉苑は、職人の方の技や魂を目の前で見ることができてとても感動しました。また是非参加したいですね」と話してくれた。

　参加者は、この日の感想や地域のおすすめ情報を、新宿区ホームページ内の電子会議室へ書き込むという"情報発信者"としての役割も担っている。なお、電子会議室への書き込みは、ツアー参加者以外でも可能だ。
区では、秋にも別の地域（未定）での「まち歩きツアー」を企画中。区の担当者は、「まち歩きの参加者が同時に情報発信者でもある、というのはおそらく23区でも初の試みだと思う。このツアーを通して、多くの人に新宿の魅力を感じてもらい、1人でも多くの"地域の情報発信者"を増やしていきたい」と話している。