四谷子ども園で初めての入園式

最終更新日:2007年4月10日

写真:四谷子ども園の入園式
写真:四谷子ども園の入園式
写真:四谷子ども園の入園式
 新宿区(区長:中山弘子)は、4月10日(火)、区立四谷子ども園(園長:國嶋高子、四谷2-6)の入園式を行った。
 四谷子ども園は、公立としては都内初の幼稚園と保育所の機能を併せ持った認定子ども園で、0歳から小学校就学前までの子どもの成長と発達を見据えた一貫した保育・幼児教育を行うとともに、地域のすべての子育て家庭を支援し、家庭と地域の子育て力の向上を図ることを目的とした施設。
 施設内部には木材がふんだんに使われ暖かい雰囲気を持ち、地域の子ども支援の場として未就学児親子が利用できる「つどいのへや」等を設置しているのも特色である。
 また、当園は四谷小学校と併設されており、0歳から小学校卒業までの12年間を過ごす、発達段階に応じた保育・教育ができる施設でもあるため、四谷小学校児童とのさまざまな交流や連携行事等も行われる。

  19年4月1日に開設し、10日に147名の園児全員が出席する第1回の入園式を迎えた。当日は、午前10時、真新しいよそ行きの服に身を包んだ3歳児・4歳児・5歳児が、少し誇らしげに着席し、ピアノの合図の礼で式が始まった。
 國嶋園長は挨拶で「同じ就学前の子どもたちを持つ親が安心できる、そして誰でもが行きたくなる子ども園をつくっていきたい。ここで、子どもたちには、やさしさやおねえさん・おにいさんぶりを身につけながら、一人一人が輝いて大きく成長してほしい。併設された四谷小学校との連携も行いながら、新しい希望に満ちたこの園で心豊かな子どもを育みたい」と述べた。
 その後、0歳児・1歳児が保護者に抱っこされながら、また2歳児がよちよちと歩きながら入場し、園長から紹介を受けると会場から拍手があがった。
 最後に、名誉区民の漫画家やなせたかしさんが作詞した園歌「光のこども」を子どもたちが元気よく歌って式は終了した。
 2歳児の保護者の方は「近くだったのでこの園に入園しました。幼稚園と保育園が一元化されたメリットというのは、これからの保育・教育の中でのことになると思いますが、子どもが少なくなった時代の中ではこうした園ができることで、同じ地域に住んでいる家族同士で横や縦のつながりを育んでいけたらと思います」と、話してくれた。
 28日(土)には開園記念式典が行われる。

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